2016年6月21日火曜日

Benett kagenvema

 こんにちは。

前回のブログではネイティブアメリカンの聖地、セドナの風景をアップしましたが、とても素敵なところが多かったので、今日も少しセドナのお写真見ていただきたいなあと思います(=^_^=) 


青い空と美しい山。気温は40度は超えています。
土等でできた建物がならびます。
セドナは今パワースポットとして国内外の人々が訪れます。
なので多くのShopが立ち並んでいます。

銀行とその奥の紫色の建物がセレクトショップ。
やはり岩や土壁の建物。


セドナは珍しく欧風な場所も多かったです。

様々な種類のサボテンも見ることができました。
こちらの方ではターコイズの色を使った建物やインテリアも多いのですが、
こちらのアメリカンなバイクもターコイズ色♪
ターコイズの石は見を守るとか成功に導くといわれますが、
色自体も魔よけのいろだそうです。


マックも「M」がターコイズ色♪


 ところで、入荷したホピ族のシルバージュエリーの中から、
Bennet Kagenvemaさんのとっても美しい作品をご紹介致します♪
 ホピ族の作るジュエリーは、銀板を糸のこぎりで切って絵柄にし、もう一枚の銀板をろうづけして張り合わせる「オーバーレイ」という技法で主に作られます。
 その技法は大変難しく熟練の技を要します。
Benettさんは何度もジュエリー賞を受賞した経験のある
トップアーティストの一人です。
 Benettさんのものすごい腕前、見てみてくださいね~!


こちらはイーグルダンサーのシルバーバングルと、ペンダントヘッド。
彼の作品は本当に繊細で完璧なオーバーレイ。
糸のこぎりで銀を切っているなんて思えないほど、どこから見ても
きれいです!


神との交信役といわれるイーグルダンサーとホピがお祈りの場所等に使う神聖な地下室に降りるためのハシゴが刻まれています。リングの後ろ側はホピの家
や雲がオーバーレイされています。↓


こちらもイーグルダンサーのリングです。
儀式でダンスをしているシーン。
サイドはホピのお家。


逆のサイドには彼らの大切な主食であるコーンの幹と雨雲、雨が。
干ばつ地帯に住んでいるホピの地に、恵の雨が降り、とうもろこしが育ち豊かに過ごせるよう願いを込めて作られています。

Benettの細めのリングも仕入れました。
細い中にカチナがダンスしています。

先程の細身のリングの後ろ側のデザイン。ホピのお家も。
一周すべてオーバーレイで絵柄が楽しめます。

Benettさんの結構幅の広いカチナの幅広のシルバーバングルです。
そうだ!すみません!何のカチナ(精霊)か聞いてくるのを忘れましたΣ( ̄ロ ̄lll)
あさってあたりにホピ村に戻るので、聞いてきます(>_<)
単純に見てすごい作品だったので購入しちゃいました!
とにかく細部までかっこよく迫力のある一品です!

サイドには彼らの命の糧コーンがのびのびと描かれ、水流(渦のような模様)
が繊細にオーバーレイされています。
ホピの人々は精霊信仰です。自然界のあらゆるもの、大地、空、水、動物、人間等には精霊が宿っているとされています。
今でもホピの人々はそれらの精霊になりきって真剣にダンス(儀式)を
します。精霊は400ぐらいの数だそうです。

逆側のサイドは、雨雲等の模様がリズミカルな感じに刻まれています。

こちらもとってもきれいですよね!
豊かさや雨をもたらす精霊、ロングヘアカチナのダンスシーンです。
真ん中にはお祈りするための神聖な地下室とそこに降りるためのハシゴ
が描かれています。月や星、雲も繊細に描かれています。

サイドから撮りました。
神聖な祈りが伝わって来るようです。


こちらに来ると、ジュエリーの模様の意味をネイティブの人等に聞くことが
多いのですが、お話を伺うと、いつもいろいろ考えさせられます。
どうしても日々足りないものを埋めたくてぎすぎすしてしまいがちですが、
食べることができて平和に過ごすことができることが、どれだけ幸せか、
実感します。ホピの人々が生活している場所は、大きなビルは一つもなく、
水も電気も通っていない所もある干ばつ地帯です。ホピの人々も、ホピの人が作ったジュエリーも、感謝の気持ちを持つことがどれだけ大事なことかを気付かせてくれます。今回も来られたことに感謝したいと思います。

ほかのアーティストさんのジュエリーも沢山買い付けました(^O^)
ホピの作家さんのハンドメイドのカチナ人形等も見つけました!

帰国してお店に並ぶのをどうか楽しみにしていてくださいね(*^▽^*)

ここ最近、blogがずっと文字化けしているかと思います。
文字が急に大きくなったり、改行がおかしくなったり。。。
お見苦しい文章なのに、読んでいただき誠にありがとうございます!