2016年1月26日火曜日

Arrow(矢)の模様が使われているNAVAJO族のシルバージュエリー

      こんにちは!

  本日はネイティブアメリカンのNAVAJO族の作るシルバーアクセサリーの中から
 ARROW(矢)のモチーフのシルバーバングルをご紹介させて頂きます。
    
 ニューメキシコ州に住むNAVAJO族の銀職人さん達が作るシルバーアクセサリー
は、、銀板に1つ1つたがねを打ちつけ模様にする、「スタンプワーク」という技法が
主な技法のひとつです。 
 1つ1つのたがねをも自分で作るアーティストさんも多く、アーティストさんによって
スタンプにもそれぞれ個性が出ます。そして、スタンプ一つ一つにも意味があるようで、大変趣があります。

  今日ご紹介するARROW(矢)のデザインは、身を守るとか、悪いものを
  はねのけるという意味があるようです。

  
「スワスティカ」というデザインのナバホ族のお守りのシルバーバングルです。
ナチスがこれに似たような模様を使い始めたあとは、あまりネイティブアメリカンは
このデザインを作らなくなったようです。
ただスワスティカはナバホ族にとっては昔からの伝統的な幸運の象徴のデザインです。
こちらのバングルは、美しいナンバー8ターコイズを使用しています。

そうそう、「矢」の模様ですが、こんなところに刻まれております↓


両サイドとも、3本づつの矢のスタンプ。ちょっと変わった場所に刻まれていますね(*^_^*)
スタンプもとても独自性があり、心を込めて作ったのがみてとれます。
スワスティカの中にさらにネイティブアメリカンのお守りのターコイズ、そして矢が丁寧に
銀に打ち込まれているのがとても魅力的なデザインです!
こちらの作者はVirgil Begayさんです。
 

逆のサイドにも・・・。
とてもスタイリッシュな感じ、作り手さんの思いを感じるような作品です。
ナバホのトラディショナルなデザインもやはりかっこよいですね!
 

こちらはGene Natayさんのハンドメイドの矢のデザインのバングルです。
幅が太すぎず、細すぎず、身に着けやすい大きさです。
こちらも丁寧にスタンプワークが施されていますね。
つや消し加工になっているので、最初から味があるような雰囲気に仕上がっております。
(下に敷いた赤いラグマットが銀に反射して銀自体も少し赤く写っていますが、
実際はもっとまさに「銀の色」です!)
 

サイドです。大きめな矢のスタンプ、力強さを感じますね。
 

逆のサイドです。

こちらのトライアングルタイプのシンプル目なバングルも・・・↓
 

実は矢のデザインのスタンプが施されています。
断面図が三角になるトライアングルタイプのナバホのバングル、
細身でも意外とインパクトがあり人気です。
他の石つきのバングルやシンプルなバングル等と重ねづけしても素敵ですね!

 

サイドから見るとこんな感じです。
この2本の矢が逆側にも2本スタンプされています。

 


手の裏側に来る部分がこのように少し広く、そして橋の部分も痛くないよう角がないように
研磨されているので、ラクに身につけて頂けるかと思います。

こちらは1920年代頃のFred HerveyスタイルのOLDなバングルです。
外交が少しずつ盛んになってきた当時、Fred Hervy社が、お土産用として販売していたジュエリーで
ネイティブアメリカンが当時銀食器や銀貨を溶かして作りあげていたようです。

矢が交差しているこのデザインは、友情という意味もあるとか。
比較的軽量なので男性だけでなく女性にも良いかと思います!
アンティークな感じがたまりませんね!!

 

サイド部分にはスタンプワークが施されています。

逆サイドも細かいスタンプワーク・・・。

        いかがでしたでしょうか?
         ご自分用にも、大切な方へのプレゼントにも良さそうな素敵な作品
        ですよね(^^)/

         当店ではこの他にもネイティブアメリカンハンドメイドのジュエリーを
        種類豊富に揃えております!  ぜひお立ち寄りください!



       ところで・・・・、NANAJO族のジュエリーの買い付け時に撮ったもので、
       まだブログに載せていなかった「ナバホタコ 」という現地の食べものを      
       皆様に見ていただけたらなあと思います!(o^^o)
        (大好物なので・・・)


とうもろこしで作った記事の上に煮た豆やチーズ、お野菜がたくさんのっています
日本の宅配ピザのMサイズよりちょっと大きな気がします(^_^;)
ですが、これが全部食べられてしまうんです~。
私的に、実は現地でいつも煮豆の料理ばかり食べています。
おいしいのなんのって( ◠‿◠ )

ナバホ族のリザベーションでは、ほかにもこんな豆料理も。
2日に一度はお昼はこの食事です。↓
とうもろこしの粉糖で作ったこの大きなブリトーの中にも
実は煮豆とチーズがたっくさん入っています♪
プレートに乗っている他のものは、野菜やワカモレ(アボガドのディップみたいなもの)、
サワークリーム、炒めたライス、そしてまた煮豆にチーズがかかったもの・・・などです。
ワカモレがまたとっても合う♪こちらは現地のメキシコ料理のお店です!


ある日の夜食はお店で買ったまたまた豆入りチーズブリトー。
(お仕事もしながら・・・ビールもちょっとだけ(^。^;)


そして豆の入ってない食事も時々頂きますよ(^^;!
牛肉やピーマンを炒め、パンにはさんだものです。
ちょっと辛めでこちらもおいしい♪
普通のハンバーガーもお肉が大きめでとてもジューシーなのでよく頂いています。


お食事を頼むととうもろこしの生地で作って揚げたようなパンが出てくるお店もあります。
はちみつをかけていただくのですがこれもとってもいけるんです(*゚▽゚*)

偏りのある食事になってしまいますが・・・、 買い付けの時何を食べているかを
お客様から質問されることが多いので今日は写真を見ていただきました!
やはり豆やともろこしをネイティブアメリカンの方々も現地ではよく食べているようです。
あまり雨の降らない砂漠での大切な食材ではないかと思います。

最後までブログを読んでいただきまして、ありがとうございます!
そしてとってもお寒い中、わざわざご来店くださったお客様も本当にありがとうございます!!