2014年2月21日金曜日

HOPI族ハンドメイドのトラディショナルカチナ(ほか)です!

        こんにちは!
         今日はアメリカ、アリゾナ週に住むネイティブアメリカンのホピ族
        の作ったカチナ人形をご紹介させていただきます。

         何度もブログでご紹介してきたHOPIは、「平和の民」という意味です。
        彼らが住んでいる場所は、テーブルマウンテンという岩山の上で
        雨もあまり降らない砂漠のような自然環境的にはとても厳しい場所に
        今でも生活しております。

         ホピ族は、自然界万物のあらゆるものに精霊がついているという
        カチナ信仰が根付いていて、年間を通して数多くの儀式が現在も
        行われています。

         本来カチナ人形は、ホピの儀式を終え、神と交信した者がその後
        精霊であるカチナ人形を願いを込めて作り、子供に贈り、家に飾る物     
        とされています。カチナ人形はアートとしても世界にコレクターが多い
        ようです。
  
        
          まずは昔からの壁にぶら下げて飾る、コットンウッドという木で
         作られる、トラディショナルタイプのカチナからのご紹介です(^-^)
          
 こちらはearly mornig カチナ。朝の精霊です。
Feris Satalaというアーティストです。
朝が来るのは日常で当たり前ですが、朝が来るって素敵なことですね。

 Mud Headカチナ。マッドヘッド直訳すると土の頭の精霊。
様々な儀式に登場し、ダンスし人々を楽しませてくれます。
明るく、多才であり、人気のある精霊です♪
アーティスト名はRamson Lomateさんと書いてあります。


こちらも人々を和ませる太陽の精霊、サンフェイスカチナです。
Yoyoieさんという方が作った愛嬌たっぷりのカチナです。
太陽はこの世になくてはならないもの、それがこんな笑って見守ってくれていたら
嬉しいですね。よくトラディショナルのカチナに多い赤い3本線は、
太陽の輝きを表すようです。

         そしてトラディショナルタイプではありませんが、ホピ族の作った
        置いて飾るタイプのカチナのご紹介です!

ホワイトコーンメイデンカチナです。作者はWalter Hughteさんです。
コーンはホピ族をはじめネイティブアメリカンの大切な主食です。
豊穣や生活の豊かさを願う精霊です。

 ホワイトコーンメイデンの後ろ姿です。
髪を結っているところまで、細かく作られています。

イエローコーンメイデンです。こちらもホワイトコーンと
同じアーティストさんが作っています。

やはり髪の結っている所も丁寧に彫刻しています。

こちらはかわいらしいロングヘアーカチナです。
ネイティブアメリカンの大切な命の糧である、4色のコーンが
刻まれています。ホピ族は中でも青とうもろこしをよく食べますが、
私もホピのリザベーションで青とうもろこしを粉にして薄くのばした
生地を食べたことがあります。素朴な味でしたが嬉しくてお持ち帰り
したのを覚えています。HOPIのとって神聖な食べ物なので、
このカチナも願いを込めて作られたものだと思います。

 ロングヘアカチナの後ろ姿です♪

コーンメイデンとロングヘアを上から撮りました・・・。
神聖なお守り、フェザーが頭の上についています。

3人並べるとまた絵になりますね~!!

        
    ホピの住むリザベーションは写真撮影が禁じられており、
   ブログに載せたことはございませんが、見渡す限り空と岩山の景色が続き、
   本当に精霊(カチナ)がいるような不思議な感覚にいつもなるような静かで、
   美しい場所です。その場所で風を受けるだけで、癒され、力を何かにもらえた
   ような気持ちになるんです。長年ホピのジュエリーも身につけているので
   余計にそういう気持ちになるのかもしれませんが・・・。
    
    今日は良いお天気でしたね!みなさん雪かきにちょっとお疲れかも
   しれませんね。今週末こそは大雪は逃れられそうですね・・・
    外出するときはまだまだ足元お気をつけくださいね!

    大雪が降ってからもお店に足を運んでくださったお客様、本当に
   ありがとうございます。
   そして今日もブログを読んでくださった方もありがとうございます!